モンキー・ゴリラ 2輪ショップ ばいく村

エンジン組立てNo.13

No,1 武川124cc4Vエンジン

武川4V124ccエンジンを組み始めました。昼間はスクーターの修理や、その他の修理に追われて昼間エンジンを組む事は有りません。
エンジンは夜一人に成ってから組み始めます。
今日は腰下を組み始めました。また写真を取るの忘れてしまいました。
武川5速と4V用のクランクとキックを入れた所です。これから写真を取ります。
クランクケースは名古屋の笠寺にコクカと言うエンジン屋さんでいつもボーリング加工をお願いしています。 
ここは専門のエンジンやさんですので、きちんとやってくれます。
値段は10000円を少し切るくらいです。参考にして下さい。

ケースを被せてシフトアームを差し込んだ所です。
これからシフトストッパーを組んで行きますが、注意点は写真2のストッパーピンが抜けて無いかを確認してください。5速ですから4ホント中2本ですね。
次にギアープレート写真3をニュートラル位置に合わせてストッパーを取り付けます。この時にニュートラルスイッチ写真4の穴を覗いて接点が中央に来てるかを確認してください。
きちんと来てますね。
これでシフトプレートとストッパーの取付は終了です。
参考に成りましたか。


シフトアームを刺し込んだ写真
ストッパーピンが抜けて居ないかを確認
ニュートラル位置を確認
ニュートラル接点の確認

No,2 武川124cc4Vエンジン

オイルポンプの取付です。
12Vはポンプ側がメスでギアー側がオスに成ります。
1枚目の写真を見て頂くとポンプの刺し込みが見えますね。
2枚目の写真のオイルポンプ取りつけの所に丸い小さいカラーが乗ってます。
ギアーのシャフトのカラーです。入れわせれない様に注意して下さい。
3枚目の写真がオイルポンプの刺し込み側です。オイルポンプとガスケットが見えますね。
刺し込む所がメスに成ってますね。オイルポンプ側がオスですと6V用です。買われる時に気を付けて下さい。12Vと6Vを必ず確認してください。
4枚目の写真が装着した ものです。
ここで注意ですがきちんとオスメスを合わせて装着して下さい。確認はジエネレター側のギアーを回せばポンプに振動が伝わってきます。
きちんと装着しないと、ポンプが壊れますので注意して下さい。
確認後にねじを締めて下さい。きつく締めて下さい。 
写真は取り忘れましたが、ケースの前側左下にオリフィスの穴が空いています。エンジンのccに合わせてオリフィスの穴を1.5mm~2mmの間で穴をあけて直して下さい。エンジンメーカーの説明書に書いて有りますので参考にして下さい。 
キアーシャフト側はオスですね。
カラーを奥まで押し込んで下さい。
オイルポンプンのメスを確認とガスケットを付けて下さい。
装着したものです。きちんとオスメスが有ってるか確認してからねじを締めて下さい。

No,3 武川124cc4Vエンジン

No,1 クラッチの装着
1枚目の写真 クランクシャフトにカラーを刺し込みます
2枚目の写真 次にドリブンギアーを刺し込みます。
平ら側上です。刺し込みしたらCクリップを刺し込んでドリブンギアーを止めて下さい。
きちんとCクリップが溝にはまってるか確認してください。
3枚目写真 次にギアーのカラーえお刺し込んで下さい。ゴルフボールの様に表面が穴が沢山開いています。
4枚目の写真 ギアーを刺し込んで下さい。ぎあーを刺し込んだら、カラーが少しギアーより出てるのを確認下さい。でて居ないとギアーが回りませんので、気を付けて下さい。
最近は有りませんが、以前は日本のメーカーですが、カラーとギアーが同じ長さの物が有りましたので確認だけは、お願いします。
クランクの台座カラーを入れる。
ドリブンギアーを装着してCクリップで止める。
クランクシャフトにギアーカラーを刺し込む
ギアーを刺し込む

No,4 武川124cc4Vエンジン

No,2 クラッチ装着
クラッチ本体は一度ばらしてオイルを塗って下さい。またバラシタ際にバリ取りを行うと良いですね。
1枚目の写真  クラッチ本体を裏返すとギアーが着いてると思います。ギアーがケースときちんと着いてるかを確認してください。浮いてる様ですとクラッチ板がずれている恐れが有りますので抜いて確認してください。
2枚目の写真 クラッチをクランクに刺し込みます。一度に下まで落ちませんので、ガタガタゆすって下まで落ちるのを確認してください。クランクシャフトが1cmほどでます。必ず確認してください。
3枚目写真 クランクシャフトにロック座がねを刺し込み爪が刺さって回らない事を確認下さい
4枚目の写真 スプリングワッシーを入れて下さい。丸く膨らんだ方が上ですので間違えないで下さい。
クラッチとギアーがきちんとハマってるか確認
クランクシャフトに刺し込む。1cmほど出るまで下げる
ろく座金を入れる
スプリングワッシャーの丸い方を上にして入れる

No,5 武川124cc4Vエンジン

No,3 クラッチ装着
1枚目の写真 ナットを45Nで締めます。締めるとクランクシャフトが少しだけ出ます。
締めたらロック座金の爪をナットの穴に合う所で曲げてナットを緩まない様にして下さい
出て無い様でしたら、クラッチが下まで下がって居ませんので、やり直してください。
2枚目の写真クラッチの蓋を閉めて下さい。回転しますので強く締めて下さい。今回は皿ねじの6角レンチ様を使用しました。
通常はプラス皿ねじが多いですね。
次にベアリングを入れて下さい。
3枚目の写真 オイルスルーガイドとオイルースルーとスプリングがクラッチの上に乗って居ます。オイルスルーガイド・オイルスルーにスプリングを刺し込んでガイドに刺し込んで下さい。 
4枚目の写真 クラッチの完成です。クラッチ側の中はこれだ終了です。
ナットを締めつけロック座金の爪を曲げて下さい
蓋を締めてベアリングを入れて下さい。
オイルスルー3ん点セットを入れて下さい。
完成です。

No,6 武川124cc4Vエンジン

クラッチカバー装着
1枚目の写真 ケース側にノックピンの短い方を左上と右下2か所に刺し込んで下さい。
2枚目の写真 次にオイルフィルターを刺し込んで下さい。
次にガスケットを乗せて下さい。ノックピンにきちんと刺し込んで下さい。
3枚目の写真 クランクカバーの中のへこんだ真ん中にプッシュロッドを刺し込んで下さい。
88cc以上のエンジンの場合は穴の大きいプシュロッドを使用する事をお勧めします。
右に縦に細長い穴が空います。ここからオイルが流れますので、パーツクリーナーで切れにして下さい。またきちんとプッシュロッドの穴から噴き出るかを確認してください。プッシュロッドの穴を通ってクランクの中に入ってシリンダー内にオイルを飛ばします。
重要な穴ですので確実に確認してください。
カバーをかぶせて終了です。
ノックピンを差し込みガスケットを乗せる。
オイルフィルターを刺し込んで下さい。
プッシュロッドの装着と穴掃除をして下さい。
カバーを被せて完成です。

No,7 武川124cc4Vエンジン

キックのオイルシールの装着
キックシャフトにテープを巻きます。ギザギザが隠れるまで巻いて下さい。巻いたテープに薄くグリスを塗って下さい。
塗ってからオイルシールを刺し込んで下さい。ツルツルとはいるはずです。奥まで押し込んで下さい。
テープを巻く事に寄って、キックのギザギザでオイルシールを気づ付けない様にする為です。必ず行って下さいね。 
テープを巻いてグリスを薄く塗ります
オイルシールを刺し込む

No,8 武川124cc4Vエンジン

ニュートラルスイッチの装着
1枚目の写真 ニュトラルの接点を確認した穴にニュートラルスイッチを刺し込んで下さい。
刺し込んだら左上にまり所が来るように位置を合わせて下さい。そうするっと配線は必ず下から上に刺せれます。
2枚目の写真 スイッチを金具で固定してください。またミッション固定穴に蓋をして下さい。
蓋は間直ぐに成ってる所を切れ目に来るようにはめ込んで下さい。きちんと刺さないとオイルが漏れます。 
3枚目の写真 カムチェーンを装着して下さい。次にテンショナー ギアーを刺し込んで下さい
刺し込むだけです。抜けないので安心。下さい 。テンショナーは装着して有るもとします。
ニュートラルスイッチを入れて下さい。
留め金と蓋をして下さい。
カムチェーンとテンショナーギアーを入れて下さい。

No,9 武川124cc4Vエンジン

ジェネレター野取付
1枚目の写真  写真中央にビスの穴にオイルシールを取りつける。上下に有ります。
ジェネレターを装着する時に落ち安いのでグリスなどを少し塗って落ちない工夫をして下さい
2枚目の写真 ジェネレターを刺し込んで下さい。皿ビスで止めて下さい。
3枚目の写真 フライホールを装着して下さい。クランクにキーが刺さってるかを確認してから刺し込んで下さい。
オイルシールを上下に取りつけて下さい。
ジェネレターを刺し込んで下さい。
フライホールをキー溝に合わせて刺し込んで下さい。

No,10 武川124cc4Vエンジン

ピストンの取付です。
かじり防止のペーストは説明所に書いて有りますので参考にして下さい。ここでは割愛します
1枚目の写真 あらかじめ取りつける前にピストンリングとクリップの片方側に取付ておいて下さい。4バルブピストンはピストンの頭に4か所のえぐりが有ります。大きい方のえぐれが上です。
またピストンには矢印が着いています。矢印の向いてる方向が下ですので注意して下さい。
ピストンピンを刺し込みピストンを取りつけたら刺し込んだ所にクリップでピストンピンが抜けない様に止めて下さい。クリップを止める溝に一か所切れてます。そこにクリップの切れ目を合わせないで下さい。必ず溝の切れ目の無い所にクリップの切れ目にして下さい。
2枚目の写真 スタットボルトの取付です。武川のスタットボルトは私の店では使いません。
キタコの193mmを2本と203mmを2本使います。
3枚目の写真 オリフィスの穴を2mmであけました。オリフィスの穴ケースだけの時に開けて下さい。
4枚目の写真 スタットボルトを取りつけて下さい。長い2本を立て右側に取りつけ、短い方を左側に取りつけて下さい。工具が無い場合はダブルナットで強く締めつけて下さい。


ピストンを取りつけてください
スタットボルトの長さです。
オリフィスの穴あけを忘れない様に
スタットボルトを取りつけて下さい。

No,11 武川124cc4Vエンジン

枚目2枚目の写真 武川4Vヘッドとシリンダーです。
ヘッドは組み込み済です。なおヘッドの部品やシリンダーのバリ取りをお勧めします。
何処のメーカーの部品でもバリは有りますので、1000~2000番ペーパーでこすってなめらかにしてから取付をお願いします。
3枚目の写真 ノックピン短い方を取りつけてください。右側2か所です。奥までしっかり入れて下さい。
4枚目の写真 ガスケットの装着です。チェーの左横にオイルシールを取りつけ下さい。
ヘッドトシリンダーです。
ノックピンを刺し込んで下さい。
ガスケットとオイルシールを取りつけて下さい。

No,12 武川124cc4Vエンジン

1枚目の写真 シリンダーを刺し込んで下さい。リングは説明書通りに120度ずつずらして有る事を確認してください。
リングの切れ目から入れていくと刺しやすいです。この時にシリンダーを切れ目側に斜めに刺して行き切れ目が入ったら反対側を爪で押してシリンダーを少し押せば入ります。2本目も同様です
最後のオイルカキリングはゆっくり押せばそのまま入ります。入らなければリングが当たって居ますので爪で押さえて入れて下さい。慎重にゆっくり行って下さい。
2枚目の写真 分かりにくいですが長いノックピンを左上と右下に刺してガスケットを取りつけて下さい。
撮り忘れて居ますがガイドローラーを入れて下さい。チェーンをまたがしてボルトで固定して下さい。
3枚目の写真 ヘッドを取りつけて下さい。カムからデコンプを取りつけるシャフトが出ています。カムチェーンを通す時に気を付け下さい。
カムチェーとカムギアートデコンプの取り付けは説明書を読んで行って下さい。
武川のカムスプロケにはマークが2か所有りますので気を付けて下さい。説明書を読んでタイミングとデコンプの取り付けを行って下さい。
4枚目の写真 ほぼ完成です。ヘッドのカバー類には細いオイルシールを取りつけてカバをしますが外れやすいので、気をつけて下さい。ずれてると必ず切れてオイル漏れしますので取付付けは慎重にして下さい。またボルトがM4・M5の細いボルトですのでトルク以上締めると
ケースが側がだめに成ります。絶対にトルク以上で締めないで下さい。

割愛した所も有りますが、エンジン組立ての手順の説明でした。DOHC以外は同じですので
分からなければ問い合わせや電話下さい。
以上です。
シリンダーを刺し込んで下さい。ガイドローを取りつけて下さい
ガスケットとノックピンを入れて下さい。
ヘッドを刺して下さい。タイミングとデコンプを付けて下さい
完成です。

武川124cc4バルブエンジン

武川124cc4Vエンジンを乗せたバイクです。
完成しました。エンジンは4V特有のカチカチと言う音で静かに回っています。
エンジン音はカムの音以外は静かですね良い感じです。
私たち修理屋は出来たエンジンの音を聞いていろんな判断をします。音を聞き分ける能力は修理屋に取って必須条件の様に思います。
今日夜閉店後に南知多を慣らし走行に行きます。ただ一定に走るだけですが、この時に全てチェックします。私の店エンジンを作った時は私が全て慣らしを行います。自分の手でエンジンを仕上げないと責任を果たしていない気がして行っています。 寒いですが走ります。
感想は村長日記でまた書きます。 
バイク本体もかなりレベルは高いです。
このバイクの持ち主もおっさんです。熱いひとですよ。
武川124cc4Vエンジンいいですね。
このエンジンで5台目ですね。良いサウンドですよ

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